韓国語の子音
文字は「子音+母音」の組み合わせでできています
例えば、[k]の音を持つ子音「ㄱ」と母音[a]の音を持つ「ㅏ」を組み合わせると「가(ka)」という音になります
子音には「平音」「激音」「濃音」の3種類があります
まず「平音」から覚えていきましょう
子音「平音」
平音は9個あります
ㄱ [k] ㄴ [n] ㄷ [t] ㄹ [r] ㅁ [m] ㅂ [p] ㅅ [s] ㅇ [音がない] ㅈ [t∫]
これらの子音に母音の「ㅏ(a)」を右につけると…
가 [ka] 나 [na] 다 [ta] 라 [ra] 마 [ma] 바 [pa] 사 [sa] 아 [a] 자 [t∫]
このようにまります
※平音の発音は、日本語の「か」の音と「が」の音の間くらいの音で発音するようにしましょう
づぎは、子音に母音の「ㅗ[o]」を下につけてみましょう
고 [ko] 노 [no] 도 [to] 로 [ro] 모 [mo] 보 [po] 소 [so] 오 [o] 조 [t∫o]
となります
子音と母音の組み合わせ方はローマ字の仕組みと似ていますね
このような感じで子音と母音をドンドン組み合わせて発音してみてください
母音って何?と思う方はこちらを参考にしてみてください
母音を覚える→独学で韓国語を勉強する時、まず何から始めたらいいのか。
子音「激音」
激音は5個あります
카 타 파 차 ㅎ
激音とは、文字通り激しい音を出しながら発音します
平音の 「가 / 다 / 바 / 자 / ㅇ」 の文字に短い点や線がついて
激音の「카 / 타 / 파 / 차 / ㅎ」となっています
この短い点や線は「激しく息を出してくださいね」という印です
子音「濃音」
濃音は5個あります
ㄲ ㄸ ㅃ ㅆ ㅉ
濃音は、激音と違って息を出さずに発音します
また、文字の直前に促音「っ」を入れて最初の音を強く発音します
平音の 「가 / 다 / 바 / 자」 の文字がそれぞれ双子のように重なって
濃音の「까 / 따 / 빠 / 짜」となっています
この濃音の発音は日本語にはない発音なので、発音の練習をする時に難しく感じるかもしれませんがコツを覚えれば大丈夫です
発音ポイント
- 息を出さない
- 促音「っ」を入れてから発音する
- 最初の音は強く発音する
発音のコツ
濃音の発音のところに、「っ」の時にお腹を引っ込めて と書いてありますが…
これは、私が濃音の発音がどうしてもできなかった時に思いついたやり方です
韓国人が発音する時はそのようなことはしていないそうです
私は濃音の発音が本当に苦手でした
発音する前に「っ」を入れて発音しているのにうまく発音できないし、息を出していないつもりでしたが韓国人には私の濃音の発音が通じませんでした
どうやったら息を出さずに「っ」を入れて強く発音することができるのかを考えた時に、お腹を引っ込めたら息が出ないことに気づいて試してみたら
韓国人に通じたんです!
この方法はあくまでも発音のコツをつかむまでの方法になりますが、コツをつかめば後は簡単です
濃音の発音が苦手な方は一度試してみてください
おわりに
韓国語の母音は発音する時の口の大きさ、形を教えてくれるものでした
これに子音を組み合わせて言葉ができていきます
子音には「平音」「激音」「濃音」があります
それぞれ発音の仕方が違うので上手に発音できるように何度も声に出して練習してみてください
きっと上手に発音できるようになります